■ 建物の寿命を延ばすために、外壁塗装という重要なメンテナンスを
風雨や紫外線に晒されている外壁は、私たちの生活を守るために強く丈夫につくられています。
そんな外壁の耐久性を高める一つの手段として施されているのが“塗装工事”です。
塗膜で外壁をしっかりとコーティングし、雨水や紫外線などの外的要因から外壁を守ります。
そして普段、外壁をじっくり見る機会はあまりありませんが、劣化具合を把握しておくことは、快適な暮らしを維持するうえで非常に大切なこと。
ひび割れや塗膜の剥がれなどに気付かず、そのままにしておくと雨水などの水分が建物内に浸入し、大切な住まいを弱らせてしまいます。
そうなる前に、きちんと外壁の状態を把握し、必要であれば塗り替えなどのメンテナンスを行うようにしましょう。
■ 外壁材の特徴に合わせた塗り替えをお届けします
○モルタル外壁
モルタル外壁は、水・砂・セメントの混合物を左官コテで塗りつけた外壁のこと。築25年以上のお住まいによく見られます。
防水性は塗装次第なので、定期的なメンテナンスなくして耐久性を維持することはできません。乾燥するとひび割れができやすくなるため、弾性の高い塗料を採用しましょう。
○サイディング
現在新築住宅の8割以上の外壁に使用されているサイディング。
セメント質と繊維質を主な原料とした外装材で、板状になっているものを壁に貼って施工します。
タイル調や石目など、現在のサイディングの色合いを変えたくない方には、透明な塗膜でコーティングできるクリアー塗料もありますので、ご相談ください。
○ALC
ALCとは、高温で発泡加工した軽量のコンクリートでできた外壁材のことを指します。
表面に気泡があるという性質上、防水機能が失われて水が浸入すると、内部のワイヤーが錆び、全体の強度が低下してしまうので要注意です。